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コレクティブハウスかんかん森のもちつきに参加させていただきました。
12月29日、荒川区にあるコレクティブハウスかんかん森では、餅つき大会が行われました。
当日は東京では初雪となり、寒い中でしたが30名ほどが集まりました。
私たちは8時ころから準備のお手伝いをしていました。
朝9時になると、居住者の方やゲストの方が次々とコモンリビングに見え、もちつきは始まりました。
1回のうすでつくおもちの量は1.5キロ程度で、15回前後はついたので、かなりの量のおもちをつくったことになります。
もちつきは初めてという人、とても上手な方、様々でしたが、お昼になるころには、みなさん上達していて、杵の持ち方・つき方も本当にさまになっていました。しかし、やっぱり上手な方はついている音が全然違いました。(音をお伝えできないのが残念です。。。)
つきたてのおもちはおいしく、こんなにも柔らかいのだなと驚きました。
居住者の方が用意してくださっていた豚汁が、冷えきった身体を温めてくれました。
今回このような行事に参加させていただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。
かんかん森のみなさま、ありがとうございました。

報告:修士1年稲葉
 


2004.12.11

千葉市内には建設後30年以上経過する大規模団地が急速に増加しつつありますが、これらの団地の再生手法についての小林先生の講演「第3回千葉市マンションセミナー」が12月11日(土)、千葉県労働者福祉センターにて行われました。

詳しい内容はこちら>
 





2004.11.18-19

卒業論文(卒業設計)・修士論文の中間発表が11月18−19日にかけて行われました。発表では、都市環境計画講座の先生方に評価や今後の研究の進め方についてのアドバイスをいただきました。

  発表では、事前に研究室内で繰り返し内容やプレゼンの方法について議論や検討が行われてきた成果を活かし、短い時間の中で十分に内容を伝えることができていたように感じました。

  今後は論文の草稿提出、基本計画の提出などを経て、最終発表に向けて気の抜けない毎日が続きますが、体調に配慮しながら研究を進めていただきたいと思います。
(報告 修士 戸村)

発表者の研究テーマとひとこと感想はこちら>
 
  2005.11.14

第1回本郷コレクティブ住宅・体験ワークショップ開催
第1回本郷コレクティブ住宅・体験ワークショップが11/14(Sun)に、文京区の男女平等センターで開催されました。

日は朝方まで雨が降っておりましたが、当日参加者を含めて15人程が集まって頂きました。W.S.には現役の学生から年輩の方まで幅広く集まり,集住についての様々な意見や共用部分の利用等について活発な議論が行われました。

W.S.終了後、本郷に長年住んでいらっしゃる大家さんの案内のもと金魚坂や菊坂、旅館など、様々な歴史的な街並みを散策しました。途中、名物のおいしい焼き団子を食べながら、秋の街並みを満喫しました。

今後もみなさんと共にW.S.を重ねていく予定です。

 




2004.10.30

新建築家技術者集団千葉支部
主催による「ちば建築とまちづくり展」(10月29〜31日)が千葉市立美術館さや堂ホール(千葉市中央区役所内)で行われ、これまで小林研究室で進められてきた「団地再生」の研究の成果が展示されました。また、30日には小林研究室博士課程の新井信幸 小杉学が千葉の住宅地・団地の再生をテーマに講演を行いました。
会場との質疑では、空き店舗が増加した団地内センター施設の問題や、提案を具体化させるにあたっての法律的な課題等についての質問が寄せられました。
  千葉市内の団地の多くは昭和40年代に建設され、老朽化への対応を真剣に検討する時期にさしかかっていますが、課題も多く、今後も研究室でも継続して研究していく必要があると感じました。
(報告 修士 戸村)

詳しい内容はこちら>
 






2004.10.24-31

小林先生、研究員の丁 志映さん、修士の学生たちで韓国(ソウル・釜山他)において、韓国の集合住宅、同好人住宅の見学、ヒアリング調査をしました。

  釜山では、SILLAUNIVERSITY50周年記念で招待され、小林先生は「日本のCo-operative方式のSI住宅および事例」、丁さんは「日本の住まい手参加型Co-Housingの動向」のテーマで、招請講演会をしました。
  ソウルでは、同好人住宅「アカデミタウン」、「ソダンコル」、「チョロクマウル」の見学とヒアリングを行いました。
  江原道では大韓建築学会に参加し、丁さんは「日本の多世代型のコ・ハジングのコモンスペースに関する居住者参加研究」についての論文を発表しました。

  韓国は日本と近い国ですが、高層集合住宅が多く、戸建が少ないなど、住宅事情がまったく異なり、興味深く思いました。

  また、老朽化した集合住宅では「リモデリング」と呼ばれる手法で大規模修繕が行われるなどの先進的な事例を見ることができ、日本でも問題になってきている「老朽化したマンション」への知見として有用ではないかと感じました。

(報告 修士 戸村)
 


2004.08.29-31

8月29〜31日に北海道大学において開催された日本建築学会大会(北海道)で小林研究室の学生がそれぞれの研究成果の発表を行いました。また、研究集会では、「住まい手参加型集合住宅の期待と現実」(29日・PD)と「建築計画の学術体系のあり方を問う」(30日・研協)に小林先生が出演。多くの聴衆が見守る中、白熱した議論が行われるとともに、研究者同士の貴重な交流の場をもつことができました。
学会では、博士、修士らにより小林研究室でこれまでされてきた研究の発表が行われました。今回が初の学会発表となる者もおり、緊張している様子でしたが、事前に十分準備を重ねてきたこともあり、それぞれ順調に発表を行うことができました。 セッションの中では関連する研究を行っている他の研究者の発表を聞いたり、意見交換を行うことで普段のゼミでは得がたい、外部からの新鮮な刺激を受けている様子でした。
学会期間中に行われた研究集会では、小林先生が司会、パネラーとして出演し、白熱した議論が交わされました。大会2日目(30日)に行われた研究協議会「建築計画の学術体系のあり方を問う」−フレームワークの再編に向けて−では、従来の型計画にとらわれない新しい建築計画学の方法論、意義についての意見交換が行われ、幅広い分野で活躍する出演者がそれぞれの視点から独自の論を披露し、集会参加者は「建築計画学」の奥の深さを改めて知ることができました。今回の議論から、建築計画の多様さの根底にある「研究方法論」を意識することの大切さを感じることができました。
(報告 修士 戸村)
 




2004.06.26

6月26日(土)、建築家・山本理顕氏、隈研吾氏、山田正司氏らを招いて開かれた日本建築学会春季学術研究集会「CODAN東雲は集合住宅を変えるか」において小林先生が司会を担当。建築計画委員長のデザイン工学科・服部岑生先生、事業を推進した都市基盤整備公団・井関和朗氏らとともに活発な議論が行われました。
ディスカッションでは今後の都市居住のあり方を考えるにあたり、従来の公団を含めた賃貸住宅における「標準」というものはすでに存在せず、「多様」であることが標準である(山本氏)、「脱・標準」から「次の標準」「都心居住における標準」へ(小林先生)、賃貸はいままで「標準的なもの」が良い、と考えられていたが、これからは賃貸こそ多様性が必要(隈氏)といった「標準」という考え方に対する議論や、生活から見て容積率400%というのは妥当であるかという問題、中間領域、コミュニティ、住戸・エントランスの開放性、企画者・コーディネーターの役割等、幅広い話題について議論が展開されました。
会場との意見交換では、来場されていた小林先生の恩師である鈴木成文先生(東京大学名誉教授)より、「住戸の開放性の大切さを共有できたことを嬉しく思う」などの講評をいただき、盛況のうちに幕を閉じました。
 小林先生は、まとめで、「デザインマインドをもつ事業企画者の存在が、建築家が力を発揮するために大変重要な役割を果たしており、これからの時代を担う職能として注目する必要がある」と述べられ、山本氏・隈氏・山田氏をはじめ、皆さんが頷かれていた様子が印象的でした。
(報告 修士 戸村)