2004.10.24-31

 小林先生、研究員の丁 志映さん、修士の学生たちで韓国(ソウル・釜山他)において、韓国の集合住宅、同好人住宅の見学、ヒアリング調査をしました。

 釜山では、SILLAUNIVERSITY50周年記念で招待され、小林先生は「日本のCo-operative方式のSI住宅および事例」、丁さんは「日本の住まい手参加型Co-Housingの動向」のテーマで、招請講演会をしました。

 ソウルでは、同好人住宅「アカデミタウン」、「ソダンコル」、「チョロクマウル」の見学とヒアリングを行いました。

 江原道では大韓建築学会に参加し、丁さんは「日本の多世代型のコ・ハジングのコモンスペースに関する居住者参加研究」についての論文を発表しました。

 韓国は日本と近い国ですが、高層集合住宅が多く、戸建が少ないなど、住宅事情がまったく異なり、興味深く思いました。

 また、老朽化した集合住宅では「リモデリング」と呼ばれる手法で大規模修繕が行われるなどの先進的な事例を見ることができ、日本でも問題になってきている「老朽化したマンション」への知見として有用ではないかと感じました。

(報告 修士 戸村)

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