鳥取駅前
再開発計画

2007.04〜
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鳥取市中心市街地におけるスケルトン定借による居住促進計画案

提案の目的

1.人口減少社会の到来に対応した、 市街地の土地活用手法を検討する
2.地方都市の中心市街地のモデル空間像の検討


これらの目的が達成されれば、類似する問題を抱える全国の地方都市
の中心市街地へと展開することも考えられる計画提案である。

 

計画の概要


敷地はJR鳥取駅から北東へ 約1.2kmの近隣商業地区に位置する。
近くに病院・幼稚園・小中学校等が立地し、 居住ポテンシャルが高い敷地である。

この敷地において、 当該街区を順次更新する際に、
その中心に共有の中庭ができるような モデル設計を 空間像・事業性の面から検討し、
2つのタイプの計画案を提案した。

また、街区への展開として これら2つを組み合わせた混合街区の計画提案も行った。





1.低層案

2階にテラスを設け、リビングと連続させることで
開放的な空間とプライバシーの保護を両立させている。

また、駐車場2台確保も可能である。
その内1台分は、不要であれば室内として利用することもでき、
地方都市の要望に応えるものである。

 


 
2.中層案

スケルトン・インフィル住宅を建設し、
内部は自由設計とすることで
市場成立性を高めた形式である。

街並みに配慮した中層住宅として、
ヨーロッパの中庭型に相当する
市街地住宅モデルとして提案する。
(街区が大きいため二列配置とする)    
 



千葉大学工学部都市環境システム学科小林秀樹研究室
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