漁村集落の暮らし
を取り入れた、
津波避難できる
復興公営住宅

2011.04-

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漁村集落の暮らしを取り入れた、津波避難できる復興公営住宅

―住まいと路地の立体化によるまちの再生―

 

■提案に至るまで__________________________________

 

□第1段階
今回の震災では東北の多くの地域で、漁港をはじめ、
まち全体が津波によって大きな被害を受けました。そこで、地震や津波の被害から人やまちを守るとともに、こ れまでの生活を復興させる復興計画が一刻も早く必要となっています。
多くの人が漁業にたずさわる地域では、仕事と生活の場が分離してしまう「高台移住」という方法ではなく、海に近い低地に、津波時に避難ができる高層の復興公営住宅を提案します。


□第2段階
まち全体の建物の配置計画は、津波避難ビルのガイドラインの計算方法を用いて行いました。
高台や公共施設へ避難を行うことも考慮しながら、非常時に周辺地区の住民全員が避難でき
るように建物を配置しました。

 


□第3段階
提案する復興公営住宅は、海に近い場所に配置します。
高層階の多くの住まいから海を眺めることができ、海や養殖のいかだの様子を見渡すことが
できるでしょう。

 








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千葉大学工学部都市環境システム学科小林秀樹研究室
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