津波避難を兼ねた
山武市公営住宅


2012.05〜09

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○ 山武市における津波避難を兼ねた地域活性型公営住宅の提案

 



□ 提案の目的

1.沿岸に津波避難ビルを兼ねた公営住宅を提案する
2.地域の活性化を目指して若者の定住を促す計画とする
3.周辺地域住民の多世代交流拠点を目指す

単独で津波避難ピルを建設する場合に比べて
事業費を有効に利用できる。
公営住宅の入居基準が緩和されたことを生かし
地域活性化に役立てる。



□ 計画の概要

津波避難ビルがない空白地帯に公営住宅を計画する。
周辺は集落で利便性に劣ることを踏まえて
地域活性型の新しい集合住宅を提案する。

1.海が見える立地を生かして若者等に魅力を伝える計画
2.廊下などを縁側のように計画する。地域の暮らしと調和
3.敷地にバス停を設置。1階に多世代交流拠点を設ける


  



□ 山武市での発表会

2012年9月15日に市役所で発表会を行いました。
中谷先生が山武市に長くかかわられていることから
実現したもので、以下の意見をいただきました。

○津波避難ビルを兼ねた公共住宅のあり方は興味深い
○最近は高齢者向けの公共住宅が求められており、
 その場合は利便性から市街地での立地が必要
○公共住宅を若者の定住化に役立てるには発想の転換
 が必要で今後の宿題

発表会の後は懇親会があり楽しい1日となりました。



>提案概要(pdf)

千葉大学工学部都市環境システム学科小林秀樹研究室
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