西小中台団地
福祉施設導入計画


2012.05〜09

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○ 西小中台団地において集会所を建替え福祉施設を導入する計画




□ 提案の目的

○老朽化と高齢化が進む郊外団地の再生に向けて
 検討を重ねた結果、
 高齢者福祉施設を導入することが再生の鍵になる。
 団地住民とともに福祉施設を導入する計画を検討した。

○郊外団地では、高齢者世帯主の率が5割を超える
 例が生じている。これは全国的傾向であり、
 本計画が成功すれば全国のモデルとなる。



□ 計画の概要

老朽化した集会所を建替て高齢者福祉施設を計画
住民とのワークショップを通して様々な側面を検討した結果、
高齢者施設だけでは合意形成が難しい。
子育てサロンを併設して「多世代交流拠点」として計画

○集会所として多人数会議ができる場を2階に確保する
○高齢者住宅の希望が強いため、併設する計画とする
○高齢者の空間と子育てサロンを吹き抜けでつなげる
○福祉事業者による運営方式についても検討する

 



□ 団地住民とのワークショップ

住民との意見交換を繰り返して計画を詰めていきました。
実践を前提とした検討であり貴重な場となりました。

●住民の希望が強い高齢者住宅の建設は、専有部分とすると現行法では全員合意が求められます。共用部分とみなすことで可能性はありそうですが、今後の課題です。
●本計画は、その後実現を目指して進められました。2012年に管理組合総会で決議されましたがわずかに足りませんでした。2013年度を参照して下さい。



千葉大学工学部都市環境システム学科小林秀樹研究室
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