KOBAYASHI LAB NEWS 2016

2016.11.20

セピデ・バヤミ・アザズさんがアジア建築交流国際シンポジウムで優秀論文発表賞を受賞

 ISAIA(アジア建築交流国際シンポジウム)は、アジア全域の建築学会関係者が集まり、英語で論文発表する国際会議です。2016年は、日本(仙台)で開催され、450本以上の論文が発表される大きな大会となりました。論文発表は、各セッションごとに1点の優秀論文発表賞を選びます。

 Sepideh Payami Azadさん(イランからの国費留学生・博士2年生)は、Topic D: Urban Planning and Community Design in Diverse Contexts の第18セッション "Design Survey" において、発表7編の中の最優秀と認められ、ISAIA2016 Academic Session award を受賞しました。

Spatial Openness and Wall Perimeter as Practical Indices for Evaluating Quality of Open Spaces in Residential Areas - A comparison between Tehran and Tokyo.

 日本語の題名は、「居住環境におけるオープンスペースの評価指標としての空隙率と壁面率−テヘランと東京の比較」

 1970年代に杉山茂一先生が提案した建物外周長に基づく密度指標、「空隙率」と「壁面率」を再評価した論文で、現代の住宅市街地の空間開放性を評価する指標として活用できることを示した論文です。

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